添付文書 【ラパリムス錠1mg,顆粒0.2%】16.6 特定の背景を有する患者
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【ラパリムス錠1mg,顆粒0.2%】
16.6 特定の背景を有する患者
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16.6.1 肝機能障害患者
軽度肝機能障害被験者(Child-Pugh分類 Grade A)13例、中等度肝機能障害被験者(Child-Pugh分類 Grade B)5例、重度肝機能障害被験者(Child-Pugh分類 Grade C)9例、肝機能正常被験者27例を対象に、シロリムス液剤15mg 注)を単回投与したとき、軽度、中等度、重度肝機能障害被験者では、肝機能正常被験者と比較してAUC∞はそれぞれ48%、96%、210%増大し、見かけのクリアランス(CL/F)はそれぞれ32%、36%、67%減少し、t 1/2はそれぞれ25%、89%、168%延長した 14), 18)(外国人データ)。[7.3、7.4、9.3.1、9.3.2参照]
注)承認最大用量は、錠剤は4mg、顆粒剤は体表面積0.6m 2以上は4mg、体表面積0.6m 2未満は月齢ごとの開始用量(0.02~0.08mg/kg)の4倍又は4mgを超えない量である。
【文献】
14)Zimmerman JJ, et al. : J Clin Pharmacol. 2008 ; 48: 285-92
18)Zimmerman JJ, et al.: J Clin Pharmacol. 2005 ; 45: 1368-72
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