FAQ 【ホストイン】ホストインでコントロールできない発作に対して、フェニトインNa注射液を投与できますか。

回答: ホストインでコントロールできない発作に対しては、フェニトイン製剤以外の抗てんかん薬の投与をご検討ください。

本剤の有効成分であるホスフェニトインナトリウム水和物は、生体内で加水分解されてフェニトインとなり薬理作用を発揮します¹⁾。
本剤投与後、間隔をおかずに、フェニトインNa注射液を投与すると、血中フェニトイン濃度が治療域(10～20μg/mL)²⁾を超えてしまう恐れがあり、本剤を追加投与した際と同様のリスク^※が懸念されます。

なお、本剤の用法及び用量に関連する注意において、「本剤を投与しても発作が止まらない場合、他の抗てんかん薬の投与を考慮し、本剤の追加投与はしないこと。³⁾」としています。

※ ホストインの追加投与については、下の「関連する質問」をご参照ください。

1）ホストイン静注750mg インタビューフォーム（第11版）p.2　Ⅰ．概要に関する項目　1．開発の経緯
2）ホストイン静注750mg インタビューフォーム（第11版）p.26　Ⅶ．薬物動態に関する項目　1．血中濃度の推移
3）ホストイン静注750mg 添付文書 7.用法及び用量に関連する注意 7.2

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