添付文書 【インダシン静注用1mg】8. 重要な基本的注意
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【インダシン静注用1mg】
8. 重要な基本的注意
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8.1 本剤の使用に際しては、親又はそれに代わり得る適切な者に本剤の副作用等についてよく説明し、理解させた後、書面による同意を得てから使用すること。
8.2 新生児医療及び動脈管開存症の患児(未熟児)の管理に習熟した医師が使用するか、又はそれら医師の監督下で使用すること。
8.3 消化器症状の副作用(消化管出血等)があらわれることがあるので、投与に際しては、残乳、腹部膨満、血便等に十分注意すること。なお、投与中は経口的な栄養(授乳)は避けることが望ましい。[11.1.2 参照]
8.4 消化管穿孔があらわれることがあるので、患児の状態を十分に観察し、腹部膨満等の症状があらわれた場合には、速やかに腹部のX線検査を実施する等、早期発見に留意すること。[11.1.2 参照]
8.5 尿量減少の発現頻度が高く、重篤な無尿を起こすことがあるので、定期的に検査を行い、腎機能に十分注意すること。[11.1.3 参照]
8.6 血糖値の低下を起こしやすいので、定期的に検査を行い、患児の状態を十分に観察しながら投与すること。[11.1.6 参照]
8.7 他のプロスタグランジン合成阻害剤と同時に投与しないこと。
8.8 本剤は感染症を不顕性化するおそれがあるので、患児の感染症に十分注意すること。
8.9 重篤な肝機能障害が報告されているので、検査を実施するなど肝機能に十分注意すること。
8.10 血小板凝集を阻害するおそれがあるので、血液検査を行うなど患児の出血症状の観察を十分に行うこと。[11.1.4参照]
8.11 本剤の投与により、インドメタシンの全身投与時と同様の副作用があらわれる可能性があるので、注意すること。
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