FAQ 【ラパリムス】錠剤と顆粒剤の切替え時の用量比は?
- 質問
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【ラパリムス】
錠剤と顆粒剤の切替え時の用量比は?
- 回答
- 錠剤と顆粒剤を比較した生物学的同等性試験において、両製剤は生物学的に同等と判定できませんでした。母集団薬物動態解析の結果、顆粒剤の血中トラフ濃度が錠剤と比較して1.23倍となったことから、錠剤と顆粒剤の用量比は、1:0.8(錠剤1mgに対して顆粒剤0.8mg)で血中トラフ濃度が両製剤でほぼ同レベルになると考えられました。なお、錠剤は1mg単位である一方、顆粒剤は1mgより小さい単位で用量調節されるため、顆粒剤から錠剤へ切替える際に1:0.8(錠剤:顆粒剤)の用量比で切替えできない場合もありますので、「顆粒剤から錠剤へ切替えたときの錠剤での血中トラフ濃度の予測」( 適正使用ガイド41頁)も参考に、切替え後の用量をご検討ください。また、剤形を切替える際には、血中トラフ濃度が変動する可能性があるため、切替えから1~2週間後に血中トラフ濃度を確認してください。
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