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ホーム> 医薬品Q&A >ラパリムスゲル0.2% >【ラパリムスゲル】常温で保管した場合の安定性を教えてください。

FAQ 【ラパリムスゲル】常温で保管した場合の安定性を教えてください。

質問
【ラパリムスゲル】
常温で保管した場合の安定性を教えてください。
回答
本剤の貯法は「2~8℃に保存」 1)であり、常温で保管した場合の安定性については検討していません。
使用時以外は冷蔵庫から取り出さず、また、長時間、持ち運びする際には、保冷剤と一緒に保冷バッグに入れるなど、冷蔵の状態を保つようお願いします 2)

ご参考までに、本剤の承認申請時に取得した苛酷試験及び加速試験の結果をご紹介します。
なお、有効性・安全性については評価していませんのでご了承ください。

<苛酷試験(熱:40℃、2週間) 3)
本剤を温度40℃の条件下にアルミチューブの状態で、2週間保存したところ、1週間で明確な品質の変化 がありました。
(※有効成分の含量低下)

<加速試験(25℃/60%RH、3箇月 3)
本剤を温度25℃、湿度60%RHの条件下にアルミチューブの状態で、3ヵ月間保存したところ、1ヵ月で明確な品質の変化 がありました。
(※有効成分の含量低下)

本剤は、熱に対して不安定な製剤であるため 2)、2~8℃の条件下で保管するようお願いします。


1)ラパリムスゲル0.2%  添付文書 貯法
2)資材: 薬剤師の先生方へラパリムスゲル0.2%を調剤される際に(資材番号:RPA-G-004-CBF)
3)ラパリムスゲル0.2%  インタビューフォーム(第8版) p.9