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ホーム> 医薬品Q&A >ザノサー点滴静注用1g >【ザノサー点滴静注用1g】7. 用法及び用量に関連する注意

添付文書 【ザノサー点滴静注用1g】7. 用法及び用量に関連する注意

質問
【ザノサー点滴静注用1g】
7. 用法及び用量に関連する注意
回答
7.1 本剤投与の際は、腎毒性を軽減するために輸液を行い、尿量確保に注意すること。

7.2 本剤は、いずれの投与量においても1 回量を30分~2時間かけて点滴静脈内投与すること。

7.3 本剤の投与にあたっては、以下の基準を参考に必要に応じて、休薬、減量、中止又は増量すること。
GradeはCTCAE ver.4.0に準じる。
7.3.1 休薬基準
(1) 5日間連日投与法において、以下に示した程度の副作用が認められた場合は、休薬すること。

 (2) 1週間間隔投与法において、以下に示した程度の副作用が認められた場合は、休薬すること。

7.3.2 減量基準
1週間間隔投与法において、以下に示した程度の副作用が認められた場合は、休薬後の投与再開時に、投与量を1段階(250mg/m 2)ずつ減量すること。ただし、750mg/m 2未満での投与及び減量後の増量は行わないこと。

7.3.3 中止基準
(1) 5日間連日投与法において、以下に示した程度の副作用が認められた場合、又は連続で4週間以上の休薬を要する副作用が認められた場合は、本剤の投与を中止すること。

(2) 1週間間隔投与法において、以下に示した程度の副作用が認められた場合、又は連続で4週間以上の休薬を要する副作用が認められた場合は、本剤の投与を中止すること。

7.3.4 増量基準
1週間間隔投与法において、1回1,000mg/m 2で投与を開始し、12週目までの忍容性が良好な場合には、1回1,250mg/m 2に増量することができる。さらに18週目までの忍容性が認められる場合には、最大1回1,500mg/m 2まで増量することができる。