添付文書 【ユニタルク胸膜腔内注入用懸濁剤4g】16. 薬物動態
- 質問
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【ユニタルク胸膜腔内注入用懸濁剤4g】
16. 薬物動態
- 回答
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ヒトでの本剤の薬物動態は不明である。
16.1 血中濃度:記載なし
16.2 吸収:記載なし
16.3.1 ラットに本剤を400mg/kg左側胸膜腔内に投与したとき、投与後1及び7日にタルク粒子の大部分は胸膜腔内に残留し、胸腔内臓器(投与側及び反対側の肺及び胸壁、心臓並びに横隔膜)への分布が認められた。タルク粒子は脳、肝臓、脾臓、腎臓、膵臓及び血液中には認められなかった 3)。
16.3.2 イヌに本剤を200及び800mg/kg左側胸膜腔内に投与したとき、投与後28日にタルク粒子の大部分は胸膜腔内に残留し、投与側及び反対側の肺に分布が認められた。投与後28日の肝臓、腎臓及び投与後1日の血液中にはタルク粒子は認められなかった 4)。
16.4 代謝:記載なし
16.5 排泄
ラットに本剤を400mg/kg左側胸膜腔内に投与したとき、尿及び糞中への排泄は認められなかった 3)。
16.6 特定の背景を有する患者:記載なし16.7 薬物相互作用:記載なし16.8 その他:記載なし
【文献】
3)社内資料:ラットの組織中分布・排泄試験(2013年9月20日承認、申請資料概要 2.6.4.4)
4)社内資料:イヌの組織中分布試験(2013年9月20日承認、申請資料概要 2.6.4.4)
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