添付文書 【ノーベルバール静注用250mg】15. その他の注意
- 質問
-
【ノーベルバール静注用250mg】
15. その他の注意
- 回答
-
15.1 臨床使用に基づく情報
15.1.1 血清免疫グロブリン(IgA、IgG等)の異常があらわれることがある 24)。
15.1.2 本剤と他の抗てんかん薬(フェニトイン、カルバマゼピン)との間に交差過敏症(過敏症症候群を含む皮膚過敏症)を起こしたとの報告がある。
15.2 非臨床試験に基づく情報
15.2.1 ラット新生児への大量反復投与(60mg/kg皮下投与)で、脳の成長が対照群に比較して抑制されたとの報告がある 25),26)。
15.2.2 ラット及びマウスに長期間大量投与(ラット:25mg/kg、マウス:75mg/kg)したところ、対照群に比較して肝腫瘍の発生が有意に増加したとの報告がある 27),28)。
【文献】
24)久野保夫, 他. : 小児科臨床. 1978; 31(9): 1681-4
25)Schain RJ, et al. : Exper Neurol. 1975; 47: 509-15
26)Diaz J, et al. : Biol Neonate. 1977; 32: 77-82
27)Thorpe E, et al. : Food Cosmet Toxicol. 1973; 11: 433-42
28)Rossi L, et al. : Int J Cancer. 1977; 19: 179-85
参考になりましたか?