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ホーム> 医薬品Q&A >ラパリムス >【ラパリムス】間質性肺疾患について、「定期的に胸部CT検査を実施し、肺の異常所見の有無を慎重に観察すること」とありますが、どれくらいの頻度で胸部CT検査を行うのがよいでしょうか?

FAQ 【ラパリムス】間質性肺疾患について、「定期的に胸部CT検査を実施し、肺の異常所見の有無を慎重に観察すること」とありますが、どれくらいの頻度で胸部CT検査を行うのがよいでしょうか?

質問
【ラパリムス】
間質性肺疾患について、「定期的に胸部CT検査を実施し、肺の異常所見の有無を慎重に観察すること」とありますが、どれくらいの頻度で胸部CT検査を行うのがよいでしょうか?
回答
定期的な胸部画像検査(単純レントゲン及びCT検査)の実施により、無症状又はごく軽度な症状の段階において間質性肺疾患の発見が期待されます。そのため、本剤の投与開始前及び投与開始後の定期的な胸部画像検査の実施をお願いいたします。
  • 本剤投与開始前に胸部単純レントゲン及びCT検査を実施し、咳嗽、呼吸困難、発熱等の臨床症状の有無を確認した上で、投与開始の可否を慎重に判断してください。
  • 投与開始後は、定期的に胸部画像検査を実施し、肺の異常所見の有無を慎重に観察してください。検査を行う頻度としては、リンパ脈管筋腫症患者を対象としたMLSTS試験の検査スケジュール(胸部単純レントゲンは3ヵ月毎に撮影、胸部CTは内服開始後6ヵ月、12ヵ月、24ヵ月で撮影)及び難治性リンパ管疾患患者を対象としたNPC-12T-LM試験の検査スケジュール(胸部単純レントゲンを内服開始後3ヵ月、6ヵ月、12ヵ月に撮影)を参照し、患者の状況に応じて実施してください。
  • 小児に対する胸部CT検査の実施に際しては、診断上の有益性と被曝による不利益を考慮し、必要に応じて実施してください。