FAQ 【ラパリムス】間質性肺疾患の発現頻度は?
- 質問
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【ラパリムス】
間質性肺疾患の発現頻度は?
- 回答
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リンパ脈管筋腫症患者を対象とした2試験において計4例(3.7%)〔MILES試験:肺臓炎1例、MLSTS試験:肺障害3例〕に間質性肺疾患がみられましたが、いずれも回復又は軽快しました。また、本剤と同じmTOR阻害剤であるエベロリムス(アフィニトール錠)※1及びテムシロリムス(トーリセル点滴静注液)※2では間質性肺疾患がそれぞれに11.6%、6.2%みられています。したがって、本剤においてもその発現リスクは小さくないと考えられました。そのため、患者に対しては、咳嗽、呼吸困難、発熱等の臨床症状があらわれた場合には、直ちに担当医に連絡するよう指導してください。
※1:エベロリムス(アフィニトール錠2.5mg/アフィニトール5mg)添付文書〔2019年8月改訂(第15版)〕
※2:テムシロリムス(トーリセル点滴静注液25mg)添付文書〔2019年4月改訂(第1版)〕
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