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ホーム> 医薬品Q&A >ラパリムス >【ラパリムス】主な副作用の発現頻度はどれくらいですか?

FAQ 【ラパリムス】主な副作用の発現頻度はどれくらいですか?

質問
【ラパリムス】
主な副作用の発現頻度はどれくらいですか?
回答
リンパ脈管筋腫症患者を対象とした国内医師主導治験(MLSTS試験)では、本剤が投与された63例中63例(100%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められました。主なものは、口内炎56例(88.9%)、上咽頭炎31例(49.2%)、上気道の炎症29例(46.0%)、発疹26例(41.3%)、頭痛25例(39.7%)、下痢22例(34.9%)、ざ瘡様皮膚炎19例(30.2%)、不規則月経18例(28.6%)、血中コレステロール増加、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、脂質異常、脂質異常症及び高脂血症合わせて14例(22.2%)、気管支炎14例(22.2%)、ざ瘡12例(19.0%)、腹痛9例(14.3%)、白血球数減少9例(14.3%)、悪心8例(12.7%)、発熱8例(12.7%)、高血圧8例(12.7%)、口唇炎7例(11.1%)、便秘7例(11.1%)、背部痛7例(11.1%)、口腔咽頭痛7例(11.1%)等でした。
リンパ脈管筋腫症患者を対象とした臨床試験(MILES試験)では、本剤が投与された46例(日本人13例を含む)中45例(97.8%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められました。主なものは、口内炎29例(63.0%)、下痢26例(56.5%)、疼痛20例(43.5%)、ざ瘡20例(43.5%)、感染19例(41.3%)、呼吸障害17例(37.0%)、悪心13例(28.3%)、皮膚障害13例(28.3%)、咳嗽11例(23.9%)、高コレステロール血症及び高トリグリセリド血症10例(21.7%)、末梢性浮腫9例(19.6%)、筋骨格障害9例(19.6%)、臨床検査異常9例(19.6%)、胃腸障害8例(17.4%)、疲労8例(17.4%)、呼吸困難7例(15.2%)、浮動性めまい7例(15.2%)、AST(GOT)増加6例(13.0%)等でした。

難治性リンパ管疾患患者を対象とした国内医師主導治験(NPC-12T-LM試験)では、本剤が投与された11例中11例(100%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められました。
主なものは、口内炎9例(81.8%)、ざ瘡様皮膚炎8例(72.7%)、下痢5例(45.5%)、上気道感染4例(36.4%)、腹痛、咽頭炎及び発熱各3例(27.3%)、気管支炎、皮膚感染、疼痛、咳嗽及び月経過多各2例(18.2%)等でした。

 ※ 難治性血管・リンパ管疾患患者を対象とした国内特定臨床研究(SRL-CVA-01試験)の中間結果では、本剤が投与された77例中13例に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められました。

     主なものは、口内炎5例、ざ瘡様皮膚炎4例、敗血症2例等でした。 

副作用の発現率の詳細については、「3.重大な副作用とその対策」(適正使用ガイド 43頁)及び「6.参考資料」の「4)リンパ脈管筋腫症の試験(MILES試験、MLSTS試験)における項目別副作用発現頻度及び臨床検査値異常一覧」(適正使用ガイド 72頁)及び「5)難治性リンパ管疾患の試験(NPC-12T-LM試験)における項目別副作用発現頻度及び臨床検査値異常一覧」(適正使用ガイド 76頁)をご参照ください。