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ホーム> 医薬品Q&A >ラパリムス >【ラパリムス】腎機能障害の患者に本剤を投与する場合、投与量の調節は必要ですか?

FAQ 【ラパリムス】腎機能障害の患者に本剤を投与する場合、投与量の調節は必要ですか?

質問
【ラパリムス】
腎機能障害の患者に本剤を投与する場合、投与量の調節は必要ですか?
回答
腎機能障害が本剤の薬物動態に及ぼす影響を検討する試験は実施していませんが、本薬液剤及びその代謝物の腎排泄は2.2%と非常に低いため、腎機能障害の程度に基づく投与量調整は必要ないと考えられました。
ただし、本剤の副作用としてネフローゼ症候群、巣状分節性糸球体硬化症、蛋白尿、血中クレアチニン増加等の腎障害があらわれることがあるため、腎機能障害の重症化を回避するために、本剤投与開始後は定期的な蛋白尿の定量モニタリング等が必要です。異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行ってください。