製品情報

使用期限検索

お問合せ

文字サイズ

ホーム> 医薬品Q&A >ラパリムス >【ラパリムス】感染症を合併している患者、肝炎ウイルスや結核等の感染又は既往歴を有する患者に投与した場合、どのようなリスクがありますか?

FAQ 【ラパリムス】感染症を合併している患者、肝炎ウイルスや結核等の感染又は既往歴を有する患者に投与した場合、どのようなリスクがありますか?

質問
【ラパリムス】
感染症を合併している患者、肝炎ウイルスや結核等の感染又は既往歴を有する患者に投与した場合、どのようなリスクがありますか?
回答
本剤の免疫抑制作用により、細菌、真菌、ウイルスあるいは原虫による感染症や日和見感染が発現又は悪化する可能性があります。肝炎ウイルスキャリアの患者では、本剤の投与期間中に肝炎ウイルスの再活性化を生じ、肝不全から死亡に至る可能性があります。
本剤投与に先立って肝炎ウイルス、結核等の感染の有無を確認し、本剤投与前に適切な処置を行った上で慎重に投与してください。本剤投与期間中又は投与終了後は、定期的に肝機能検査を行う等、肝炎ウイルスの再活性化の兆候や症状の発現、増悪に十分注意してください。
B型肝炎ウイルスキャリアの患者及び感染歴のある患者(HBs抗原陰性でHBc抗体陽性又はHBs抗体陽性の患者)で肝炎ウイルスマーカーや肝機能に異常が認められた場合は、肝臓専門医にご相談ください。