FAQ 【ノーベルバール】ノーベルバールの特徴を教えてください。
- 質問
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【ノーベルバール】
ノーベルバールの特徴を教えてください。
- 回答
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ノーベルバールは「新生児けいれん、てんかん重積状態」を効能・効果とする静脈内投与のフェノバルビタール製剤です。
●製剤的特徴
- ノーベルバールはフェノバルビタールにナトリウムが結合した凍結乾燥製剤です。フェノバルビタールは水に極めて溶けにくいという性質がありますが、ナトリウムと結合したフェノバルビタールナトリウムは水に極めて溶けやすい性質となります。
- ノーベルバールは新生児の治療にもご使用いただく製剤ですので、添加物を含んでおりません。
- ノーベルバールの浸透圧は2.5-2.6です。
【参考】
ノーベルバール:静注製剤、添加物なし、「効能及び効果」新生児けいれん・てんかん重積状態
フェノバール注:皮下・筋注製剤、添加物あり、「効能及び効果」不安緊張状態の鎮静(緊急に必要な場合)、てんかんのけいれん発作、自律神経発作、精神運動発作
フェノバール原末・散・錠・エリキシル:経口製剤、添加物あり、「効能又は効果」不眠症、不安緊張状態の鎮静、てんかんのけいれん発作、自律神経発作、精神運動発作
ワコビタール坐剤:直腸内、添加物あり、「効能・効果」小児に対して経口投与が困難な場合の次の目的、1.催眠、2.不安・緊張状態の鎮静、3.熱性けいれん及びてんかんのけいれん発作の改善
●体内動態:体内においては、フェノバルビタールナトリウムもフェノバルビタールとして作用を示します。また静注であるため速効性があります。
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