製品情報

使用期限検索

お問合せ

文字サイズ

ホーム> 医薬品Q&A >ザノサー点滴静注用1g >【ザノサー】催吐性リスク分類では何に分類されますか。また、対処法はありますか。

FAQ 【ザノサー】催吐性リスク分類では何に分類されますか。また、対処法はありますか。

質問
【ザノサー】
催吐性リスク分類では何に分類されますか。また、対処法はありますか。
回答
日本癌治療学会 制吐剤ガイドライン 1)において、「高度(催吐性)リスク」、あるいは「High emetic risk(高度催吐性):90%を超える患者に発現する」と位置づけられています。
日本癌治療学会 制吐剤ガイドライン 1)では、以下のように高度抗催吐性抗悪性腫瘍剤に対しては〔アプレピタント(またはホスアプレピタント)+5-HT3受容体拮抗薬+デキサメタゾン〕の3剤併用療法が推奨されています。
なお、ザノサーの国内第I/II相試験においては大部分の症例は制吐剤2剤併用(5-HT3受容体拮抗薬+デキサメタゾン)が使用されており、アプレピタントが使用されていた症例は2例のみでした。
1) 日本癌治療学会 制吐療法ガイドライン「注射抗がん薬の催吐性リスク分類」http://www.jsco-cpg.jp/guideline/29.html