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ホーム> 医薬品Q&A >ノベルジン >【ノベルジン】服用のタイミングについて、ウィルソン病では「食間」、低亜鉛血症では「食後」となっているのはなぜですか。

FAQ 【ノベルジン】服用のタイミングについて、ウィルソン病では「食間」、低亜鉛血症では「食後」となっているのはなぜですか。

質問
【ノベルジン】
服用のタイミングについて、ウィルソン病では「食間」、低亜鉛血症では「食後」となっているのはなぜですか。
回答
ウィルソン病の治療においては、疾患の重篤性から、薬剤の効果を最大化するためにノベルジンの吸収が食物による影響を受けないように、食前1時間以上前又は食後2時間以上あけて投与する食間服用1)としています。しかしながら、空腹時の投与により胃腸障害(悪心、嘔吐など)の報告があるため、低亜鉛血症の治療においては、胃粘膜刺激による胃腸障害の副作用の発現防止を優先して食後投与2)としています。低亜鉛血症の臨床試験では、食後投与で効果が確認されています。
1) ノベルジン錠25㎎・50㎎、顆粒5% インタビューフォーム(第15版)p.11 3.用法及び用量<ウィルソン病(肝レンズ核変性症)>
2) ノベルジン錠25㎎・50㎎、顆粒5% インタビューフォーム(第15版)p.11 3.用法及び用量<低亜鉛血症>